ブリスベン・ストリート

オーストラリア企業の多国籍チームの現場から

戦略コンサルの就職活動が追体験できる物語

結論: 「徹底的に努力」し「行動する」ことが違いを生む物語。

 

リツイートで流れてきた人のプロフィールページから飛んだ先に面白い読み物があったので、備忘メモ。

www.aserusconsult.com

作者の文才によって、通勤中に一気読みしてしまった。純粋によくできている物語だなと感じたので、具体的に書き残しておく。

 

まず、戦略コンサルの面接を追体験できる形になっているストーリーがとても面白い。脚色も多分にあるのだろうが、インターンのクライマックスに親友からの電話のエピソードを挟み込んでいて、ドラマ的にグッとくる。

 

次に、戦略コンサルの面接官側からの視点が入っている点がユニーク。大量のケースを解いたり、基本的な数字を暗記したり、といった方法論あるいはノウハウについてはネットの海にはいくらでも転がっているが、ここまで明快かつ明確に採用目線で切っている物語を見たことがない。(筆者が提案した施策については脚色があるのだろうと考えたが、そもそも私が就活コンテンツに通じていないので、普通にあり得る話なのかもしれない。だとしたら、賢い学生のレベルは相当に高い)

 

最後に、作者が意図しているか意図していないか分からないが、インターン中に塚地のデスクにまで乗り込んでいく行動力がピカイチである。あれは、普通の人には絶対にできない。まさに作者を非凡にしている源泉だと思う。

 

 一点だけ、シリーズものなのに、次話へのリンクが記事の最後に配置されていないことが惜しい点。(読んだのがスマホ版だったからかもしれないが、毎回トップページに戻って読みに行くのはしんどかった)